ゲームとスマホが脳を壊す??

ゲームとスマホが脳を壊す??

 

週刊東洋経済10月8日号に、「スマホは脳を壊す」と言う小見出しが目に入り、図書館で借りてみました。

TVゲームがはやり始めて頃にも、ゲーム脳などと問題提起がありましたが、今回は『脳トレ』で有名な東北大学の川島隆太郎教授が警鐘を鳴らしています。

記憶力・判断能力の成長に障害か

子供が長時間スマフォや携帯型ゲームを長時間使っていると、 記憶や判断をつかさどる部分の発達が遅れてしまうそうです。

良く子供の知能を示す指標にIQという物がありますよね、このIQは言語性知能と動作性知能により構成されています。

スマフォやゲームをよくやっている子たちは、3年間の追跡調査の結果、言語性知能に明らかに成長の遅れが認められました。

さらにこの子たちの脳画像を調べたところ、学習や記憶にかかわる脳の部分がスカスカ状態になっていました。

これはとても怖い事ですよね、成長期にしか脳の体積は成長しません。

それが部分的に発達していないということは、将来に向けて発達の遅れが残ってしまうということですよね。

ゲームでは前頭前野が使われない

ゲーム中は、視覚的な情報を処理する能力は向上しますが、 物事を記憶したり判断する脳の前頭前野は使われていないのです。

この前頭前野は30歳くらいまで成長するのですが、思春期から18歳位くらいまでが一番成長します。

そして、前頭前野の成長が遅れると、物事に対する興味や関心また好奇心などが薄い人間になってしまいます
うちの子たちも、私が仕事から帰り部屋を覗くと大概スマフォを見ています。

特に長男は、小さい時からゲーム大好き人間で脳の成長を一度調べないといけないかもしれませんかね?

社会でゲームの使用を制限も必要か?

川島教授は、酒と同じように子供の使用を社会が制限したほうが良いと提言しています。

酒やたばこは、成長期の子供の脳や身体に大きな影響 を及ぼしますから、社会が制限しているわけです。

スマフォやゲームなどが脳の成長に明らかな障害をなすのであれば、やらざるを得ないでしょうね!!
今の時代子供に全くスマフォなどを、取り上げさせることはできません。

麻薬などのように、学校や社会が子供たちにその有害性を根気よく教え、もちろん親たちもその有害性を十分認識する必要があるのでしょうね。

スマフォ・ゲームが成長段階の人間に有害だということを、社会全体が認識する必要性があります。

脳が萎縮するという健康被害が実証されている現状 、家庭単位でルールなんていう次元でないような気がします。

家庭では、家で大人もやらないくらいの意識改革が必要と思います。

経済優先でなく、人優先の考え方に変革を!!!
参考文献:10月8日号週刊東洋経済より

かろやかにまとめ

何気なくやっているゲーム。子供から若者の脳の成長に偏りを作るかもしれません。社会の問題としてもっと真剣に議論すべきかもしれません!!

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