身体を冷やしては、ダメですよとか、冷たいものは身体を冷やしますよ、と言われていますが、なぜダメか分かりませんよね!!
昼間冷たい飲料を飲み、夜はカチンカチンに冷えたビールをがバーと飲み干す。
これからのシーズンありがちな風景です。
でも体の冷えは、基礎代謝を落としますので肥満の原因になります。
冷えと肥満に関してまとめてみました。
怖い膵臓の冷え
冷たい物を飲み続けるという事は、当然内臓を特に胃を冷やすことになります。
胃の直ぐ裏側には、膵臓があります。
膵臓は、消化酵素とインシュリンを分泌する重要な器官です。
胃を冷やすと膵臓も冷え、膵臓の分泌作用が低下します。
そうなると消化不良を起こし、血糖値も上がりやすくなります。
内臓の冷えからくる悪循環
胃腸の状態が悪くなると体調も当然悪くなります。
特に顕著に現れるのは、肥満状態です。
腸の消化能力が落ちるとどうしても、食べやすいものを摂るようになりますよね。
食べやすいものは、どうしても糖分やアミノ酸保有食品になります。
胃腸に良いものといえば、食物繊維豊富なものが思い浮かびますが、これらの食品は食物繊維など含まれていませんから胃腸の調子は更に悪くなります。
胃腸の調子が悪くなると、更に糖分やアミノ酸保有食品を摂りたくなります。
この悪循環の輪にはまると、肥満や糖尿病のリスクが俄然高くなります。
このサイクル身に覚えのある人は多くいることでしょう、冷たいものが好きで肥満傾向の人気を付けましょうね
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内蔵型冷え性
さらに冷えが慢性化すると、内臓型冷え性と言う症状が出てきます。
冷え性と言えば、手足が冷たくなり自覚症状がありますが、腸などの冷えである内蔵型冷え性は本人が冷え性であるということの自覚がありません。
深部体温という物がありますが、内臓内の体温はは37.2℃~38℃といわれています。
この体温が1℃でも下がると、人間の基礎代謝は約12~15%も低下してしまうと言われています。
内臓の体温が低下すると当然血液の流れが悪くなり、免疫力も代謝能力も著しく低下します。
代謝能力の低下による肥満だけではなく、免疫能力の低下は重篤な疾患をもたらします。
内臓型冷え性の症状
内臓型冷え性は自覚症状が乏しいですから、下記の症状が出ていたら内臓冷え性を疑ってください。
- 顔色が悪い
- 下腹部が冷たい
- 肩こりがあり、むくみの症状もある
- 寝つきが悪く、朝起きられない
- 肌のコンデションが常に悪い
- 慢性的に胃腸が弱い
他の疾患の症状とも重なりますので慢性冷え性は判りにくいですが、内臓を冷やさないようにすることはどの疾患でも予防になります。
内臓型冷え性対策
- 白湯をよく飲むー腸内を温め余分のものを輩出しやすくなります。
- ヨーグルトはほどほどにー腸活のためと思っていますでしょうが体を冷やしますので、自分の体調をよく観察してみましょう。
- 内臓が冷えやすい人の腸活は、納豆・みそ・漬物などを常用してください。これらのものは、体を冷やしません。
- 筋力を上げ、体の基礎代謝を上げる。
かろやかにまとめ
暑いとき冷たいものを飲むのは、美味しいですよね!!でも、体は泣いているかもしれません。
自分の体の調子が悪いときは、食べたり飲んだりしているものに原因があるかもしれません。
自分の生活をよく観察してみましょうね!!
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