私の周りの人や、お客様などの間でとても風邪が流行っているようです。
症状は最初に熱が出て、熱が下がっても喉の痛みや咳が長期間続くのが特徴のようです。
特に花粉症の人は、花粉の季節が終わったのに喉が痛いと嘆いています。
私も、PM2.5が比較的高い日にのんびりと外出して以来、断続的に喉が痛くて困っています。
幸いまだ、風邪は引いていませんが!!
風邪を引い人達は、余りに長引くので免疫力の低下と疲労を嘆いています。
整体の創始者とも言われる野口晴哉氏が「風邪の効用」と言う本を出しています。
風邪を引き、熱を出し切る事により、身体が緩み健康を取り戻すと言うような趣旨の事を語っています。
風邪を引くという事は、引くような身体の状態にあったとという事です。
その弱った状態で、熱を出しきれば回復は早いのでしょうが、風邪薬などを飲み長引かせてしまうのです。
お客様たちを見ても、風邪の後は身体はカチンカチンと硬くなっています。
現代人には、風邪の効用とは無縁のようです。
以前から言われていますが、日本人は風邪くらいで仕事を休めませんよね!
そして、休めないから簡単に風邪薬を飲んでしまいますよね!
この二つが改善されると、生き方・考え方が変わり、日本人の社会のゆとりや制度までが変わるかもしれません。
風邪ごときと言われるかもしれませんが、ゆとりと合理性が並存できる社会が来るかもしれません。
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