整体師をやっていると、一年に一回くらい遭遇するのですが、おそらく痛覚の異常からか、ある一点だけを強く押して欲しいという要求をされます。
普通の方なら耐えられないような強圧を受けても、全く感じないという異常な状態の方が、世の中には、大勢いらっしゃいます。
こういう方に会うと、自分の無力さそ、無知さを思い知らされます。
今日の方も肋骨の12番の下あたりに、20年前くらいから疼くような鈍痛があり、MRIなどを撮っても腫瘍など異常は、ない状態の患者さんです。
こういう方は、私どもに望むことは、ただ強い圧がほしいだけの状態です。
いろんな治療院で、施術を受けても効果がなく、最後は強く押して欲しいという結論に達してしまったのでしょう。
このような場合私は、その方の満足する施術をするようにしています。
強い圧は、筋繊維を傷つけ身体にはよくありません、ただ、一時の快楽は脳内物質を出させるのではないかと思い、要求に応じています。
それにより、一日くらい安眠出来れば、ストレス解消になるのではないかと考えてのことです。
これは、けして患者さんには、言わないのですが、アメリカの精神科医ブライアン・L・ワイス博士の著書「前世療法」のことが頭をよぎります。
ワイス博士は、催眠療法中ひょんなことから、クライアントの女性を前世の記憶にへと導いてしまいました。
それは、偶然の出来事でワイス博士も驚き、困惑してしまいました。
この後博士は、試行錯誤を続けながら、前世療法を確立し、多くのクライアントを、治癒に導いています。
前世療法の症例の中に、前世の致命傷が原因になり今世での症状になっている事例が数多く掲載されています。
クライアントの多くは、前世の事柄を、前世療法で認識するだけで、多くが寛解しています。
原因不明の疾患で悩まれている方に、この前世療法を、紹介したいのですが、整体院に雇われの身、そこの治療院の方針以上のことは、出来ないし。
日本で、ちゃんとした前世療法ができる治療院も存じあげないので、今のところ黙っている次第です。
悔しいことですが!!!
ワイス博士の前世療法 [ ブライアン・L.ワイス ]
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