若い女性の方は、美容のためにダイエットしているのでしょうね!
十代女性の過度の減量は、一生の痛手になる事も有ります。
メタボと言われ中古年の人達は、仕方なく減量を始めている人が多くいます。
体重の超過は、生活習慣病の原因と言われますが、メカニズムを知らないで励んでも続かないかもしれません。
人間40を過ぎると筋肉の衰えが、顕著になってきます。
筋肉量が落ちると基礎代謝が落ちます、そうすると代謝されないエネルギー源は溜め込まれてしまいます。
そうです、脂身になってしまうのですね。
脂身即ち体脂肪、さらに言うと内臓脂肪ですね。
体脂肪の内、この内臓脂肪が大きな問題になるのです。いわゆる内臓脂肪型肥満というものです。
内臓脂肪型肥満が、重大な病気を引き寄せやすいのです。
細胞組織を作っている脂肪細胞は、脂肪の蓄積が増えていくと約20種類ほどある生理活性物質というものを分泌します。
これを総称して「アディポサイトカイン」と言いますが、これが悪さをするわけです。
内蔵脂肪は、皮下脂肪より数倍高くアディポサイトカイン分泌します。
アディポサイトカインは、本来は身体に有用な物質ですが多くなりすぎるとやはり身体に害を及ぼします。
症状としては、動脈壁に炎症を起こさせ動脈硬化の原因となります。
アディポサイトカインは、白血球に働きかけ「レジスチン」という物質を分泌させます。
この物質は最悪の物質で、インスリンの糖の吸収を阻害させます。
これを「インスリン抵抗性」と言い糖尿病の原因を作り上げます。
他には、血液凝固作用を促進させます。これは、血栓を作りやすくしてしいます。
このように生活習慣病の原因の陰にアディポサイトカインがいるのです。
当然、脂肪が減ればアディポサイトカインの分泌が減り、生活習慣病の原因が減るということです。
お分りいただけたでしょうか、脂肪と生活習慣病の関係が!
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