秋になると毎年話題になるのがノーベル賞ですよね。
毎年村上春樹さんが、文学賞を取るかと話題になりワクワクしていますが、毎年ダメでガッカリしています。
今年はイギリス人の方が文学賞取っていますから、来年はアジアかな?
今年のノーベル賞
さて本題ですが、ノーベル生理学・医学賞には、マイケル・ヤング博士という方が受賞しました。
ここ数年日本人が、受賞していたので残念な気もします。
ヤング博士は、体内時計の研究の第一人者です。
人間は朝目が覚め、夜になると眠くなる。
ほぼ決められた時間になるとお腹がへる。
こう言った生理的な欲求や、体内ではホルモンの分泌や代謝といったものがほぼ決められた時間に活動しています。
これらを、代謝サイクルと言います。
こういう身体の活動は、体内時計を司る遺伝子により行われています。
この体内時計を司っている遺伝子を発見したのが、ヤング博士という訳です。
この無意識に行われている代謝サイクルは、窓のない密室で生活してもサイクルは続けられていきます。
ただ人間の一日のサイクルは、25時間に設定されていますから、毎日一時間づつ狂っていくようですがね!!
ただ最近の学説では、個人差があり24時間10分くらいのサイクルの人もいるようです。
24~25時間くらいの間で、体内時計は回っているようです。
睡眠サイクルも以前は90分と言われてましたが、やはり個人差が大きいようです。
くるってしまった時間は、朝の光を浴びることでリセットされ一日のスタートを切れます。
光によりリセットされるので、人間は光に当たらないとは生きていけないのかもしれませんね。
話は少し変わりますが、手塚治虫の漫画で「ブラック・ジャック」という漫画があります。
その中のお話しで、ブラック・ジャックと数人が炭鉱のような洞窟に閉じ込められてしまうお話がありました。
洞窟の入り口の所には、毎朝7時に見回りが通ることを、ブラック・ジャックは聞きます。
その見回りが通るタイミングで、助けを求めれば助かるのですが、時計もなく他の人達は絶望しました。
ところがブラック・ジャックは、みんなに寝ることを指示しました。
翌朝ブラック・ジャックが目を覚ました途端、全員で助けを呼び、外をと打った見回りに声が届き無事に救出されました。
30年以上前に読んだお話しですから、随分違っているかもしれませんが、非常に印象に残っているシーンです。
ブラクック・ジャクは、毎日7時に起床しているので普通に寝ると7時に目覚ましなしでも起きれるのでした。
30年以上前に読んだ作品なのですが、なぜかとても印象に残っています。
手塚治虫は、医師でしたので体内時計に関する知識が当時からあったのでしょうね!!
恐らくその当時もっとも新しい学説で、即漫画のネタとして使ったのかもしれません。
これはあくまでも私の推測ですが!!
規則正しい生活が、健康の元になりますよね!!
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