毎年冬は、インフルエンザに注意しないといけませんよね。
特に高齢者の方は、十分に注意してください。
私は今週叔父の葬儀のために、最強寒波が襲来している中新潟まで行ってきました。
従兄弟が言っていましたが、このぐらいの雪の量は新潟では珍しくないのだけれど、一晩で50センチ以上降るので参っているとのことです。
今の積雪量的には例年とさほど変わらないようですが、それがほんの数日で例年の量降ったので対応が追いつかなくなっているようです。
除雪しても除雪しても追いつかない量の雪が降ってしまっています。
そんな時の叔父が亡くなり、駐車場も確保できない状況で参列する人も行くにいけない状況でした。
叔父の死因は、インフルエンザでした。
数日前叔母がまずインフルエンザになり、叔父に感染ってしまったようです。
インフルエンザ自体は、薬ですぐ治り体が楽になり寝れるようになったと言い寝たところそのまま逝ってしまったとのことです。
あと一ヶ月で90歳を迎えられると言っていた矢先でした。
とはいえ苦しまず、寝ているうちに亡くなったのでビックリしましたが、幸せな最後だと思います。
帯津良一先生の本で読んだと思うのですが、80歳を過ぎると内臓が老化していてポックリ逝くことが多いという趣旨のことが書いてありました。
私の父は、熱が乱高下していてなんだろうと思って医者に行ったところ肺炎と診察され徐々に悪くなり亡くなりました。
肺炎といえばこ熱が出るイメージですが、高齢者の場合少し高めの熱しか出ません。
何もなければ元気に見えても、免疫力・回復力は70代までとは大きく違うようです。
高齢者のインフルエンザ感染時の注意点
1.肺炎(二次性細菌性肺炎)
インフルエンザウイルスによって肺炎になることは稀ですが、免疫力の低下により他の細菌に感染してしまうリスクが高まります。
2.脱水
高齢者の細胞内の水分量は少なくなっています、そこに高熱により水分が失われるとでっすいの危険性があります。
もともと高齢者の方は脱水を感じにくく、その上トイレに行くことを嫌い水分を控える傾向にあります。これは、とても危険なことです、インフルエンザmに感染しているときは、特に水分の摂取に気をつけないといけません。
ただ体力が消耗しているときは、誤嚥のリスクが高まり誤嚥性肺炎を発症する方もいます。
高齢者の方の水分補給には、ジェル状になったものでの水分補給も考えた方が良いかもしれません。
3.認知症状の悪化
体力の消耗により一時的に認知能力の悪化が懸念されます。
今回うちの叔母もその傾向が見られました。
多くの場合一時的なことが多く回復していきますが、入院などで長期になると危険が増大します。
まとめ
高齢者のインフルエンザの場合、インフルエンザの治療だけでなく総合的な体のケアを考える必要があります。
また、高熱が出ないため気づかなく、重篤になることもあります。
予防接種は主治医と相談し必ず受け、発熱時は早めの受診が必要となります。
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