私の知り合いが、はちみつで歯周病が治るかもしれないと話してくれました。
その方は歯周病が進み医師からは、もう歯を抜くしかないとまで言われているようです。
毎晩どちらかの歯がうずき大変困っているのがわかります。
ところが、寝る前にはちみつを舐める程度に口に含むか、少し歯茎に塗っていたところ痛みが取れてきたと言ってます。
そこで早速調べてみました。
はちみつのph値が作用する
はちみつには、強い殺菌作用が知られています。
一方で、高濃度の糖類であるのも事実です。
殺菌力が勝つのか、糖類として歯周病菌の餌になるのか悩ましい存在です。
先ず注目したいのははちみつは、ph値が低いと言うことです
はちみつのpHレベルは、pH3.4~5.5程度と言われています。
ところが口腔内は、食物飲料の酸や口腔内細菌が出す酸により、酸性に傾きます。
そうすると歯からミネラル成分が、溶け出しやすい状態になります。
ph値が低く殺菌力のあるはちみつは、口腔内のph値を中性であるpH7.0前後に整える作用を手助けしてくれます。
強い抗炎症作用
最近マヌカハニーが話題になっていますが、理由はマヌカハニーなどはちみつには強い抗炎症作用があるためです。
ハチミツの成分の一つにグルコースオキシダーゼという酵素があるのですが、この物質が空気中の酸素と結合することにより過酸化水素に変化します。
この過酸化水素には強力な殺菌作用が、あることが知られています。
この過酸化水素が、繁殖する歯周病菌などを死滅させると考えられています。
要するにはちみつの殺菌作用が、口腔内の環境を整えてくれるようです。
はちみつには、粘膜を修復作用があり歯茎の炎症も抑えます。
はちみつでのオーラルケア―
はちみつを使ったオーラルケアを紹介します。
やり方は、歯磨きは通常どうり行います。そして、寝る前のスプーン一杯程度のはちみつを口の中に含み、口の中全体に回します。水に薄めたものでもOKです。
歯ブラシを使って普通に歯を磨くと、歯がつるつるになるともいわれています。
これで驚くほど、朝口の中がスッキリです。
番外はちみつを寝る前にとるメリット
- 喉などの炎症を抑え風邪への予防効果
- 就寝前にはちみつをとると、成長ホルモンの分泌が促進され、ダイエット効果が期待される。成長ホルモンは、脂肪の燃焼を促進する効果があります。
- 安眠効果。睡眠に重要なホルモン、セロトニンの原料であるトリプトファンをはちみつは多く含んでいます。
- 疲労回復効果。糖質のほかビタミンミネラルが豊富なため、疲労回復に効果があります。
かろやかにまとめ
学術的にはまだ確定してませんが、古代エジプト時代から使われているのも事実です。寝る前にスプーン一杯、口の中で十分に広げてくださいね!!
追記
さきほどの私の知り合いは、以前から歯の磨き方の知らない人だなと私は思っていました。
歯周病が、そこまで進んでいても驚きませんでした。
あきれるのは、2〜3週間で
歯ブラシを潰してしまうほどの強い力で歯磨きをしているとのことです。
そこで海外製の丈夫な歯ブラシで磨いて、その歯ブラシだとだめにならないと自慢してます。
そんな磨き方ですから、前歯は歯茎が痩せ見た目歯が伸びてきています。
あまりに強くブラッシングしているため、歯茎が傷つき退縮しているのですね。
年齢は65歳ですから、早晩総入れ歯になってしまうかもしれません。
はちみつが効けば良いのですがね。
コメント