「理由を付けて出来ない」という逃げの心理

人間やりたいことを、すべてできるわけではありません。

逆にやらなければならないのに、理由を付けて逃げてしまう人も多くいます。

現実から、逃げているのですよね!!

「理由があって出来ない事」

人間生きていく中で、やりたくともどうしても出来ない事は多々あります。

「大学に行って学びたくとも、どうしても働かなければならない。」

「親の介護で、仕事を続けられない」

など、自分のやりたいことをあきらめざる得ないときは、人間あります。

時にはあきらめざるを得ないときや、時期でないときもあります。

こういう「理由があって出来ない事」は、致し方ないことです。

理由があって出来ない場合でもやる気さえあれば、出来るようになるまでのために準備をしたり、出来るところから始めたり出来ます。

「理由を付けて出来ない」

一方「理由を付けて出来ない」、出来ない理由を主張してやらないでいることは多々あります。

良く聞くのが、「この会社は、○○だからな~」と言って会社を批判してたいして仕事をしない人。

「親が、○○だから勉強する気しない」などなど他者のせいにして、やらないということは多いですよね。

こういう時って、結局「逃げを打っている」わけですよね。

「逃げている」「逃げた」は、他人の目から見ても良くありませんし、本人が一番良く分かっているので、後悔などの負の感情が蓄積されてしまいます。

ただ怖いのは、逃げてばかりいて本人に逃げているという自覚がなくなってしまうことです。

こうなってしまうと、社会や他人に責任ばかり擦り付け、自己正当化してしまいます。

人はなぜ逃げてしまうのか

1.楽な道しか見ていない

今努力をして、達成した自分を想像できない。今しか視野に入っていないし、苦労はしたくないという心理が理由を付けて逃げてしまうわけです。

2.自分に甘い

逃げてばかりの人は、無自覚ですが自分に甘く自己評価がとても高い傾向にあります。
自分に甘い人は、常にいいわけばかりし、自分は出来ると主張します。
周りにこういう人物がいると、結構迷惑な人です。

3.根気がない

幼少の時から、一つのことを続けられずに育ってきた。
習い事や受験などでこれまで続けて学習してこなかったため、逃げている自覚なしに現実から逃げている人。

4.達成感が乏しい

幼少時より褒められることなしに、育てられた人に多くみられます。親がほめずにさらに上を要求し続けた結果、達成する喜びを失ったもしくは知らないパターンです。達成感がなければ、物事に挑戦しなくなります。

5.悲観的思考法の人

物事を悪い方・悪い方にと考えるタイプの人です。「どうせ自分にはできないや」「やったってなにも変わらな」などマイナス思考から自分に自信が持てず、物事から逃げている人です。

逃げない自分を作る方法

逃げている自分を自覚することが、まず第一歩となります。

1.目標値を低く設定する。

他人から見たらそんな目標?と言われるくらいのものから始めてみましょう。
少しでも初めて、達成することで次の目標へ進めます。

2.まずは始める。

逃げてしまう人は、すべての条件が整ってさて始めようとしがちです。
その条件がそろわないと始めないわけですから、進みません。
まずできることから進め、条件も整えていくという順番に変えていくことがスタートできる秘訣です。

3.出来なかったことを後悔するのではなく、出来たところを評価する。

後悔ばかりしていると、すくんでしまい前へ進むことが出来なくなります。
出来た部分を、評価し自分で自分をほめることが重要です。
「反省しても、後悔するな!」と言います、反省と自己評価を重ねていくことです。

4.日常の作業をリストアップする

家事が苦手、仕事が遅いなど自分のマイナス面ばかり目が向く人は、リストを作成してみるのも手です。
あれもこれもと手を出し失敗した経験が、何もしないとなってしまっています。
リストと優先順位、順番などを作るようにすれば、出来たことがビジュアル化され物事ができる人に代わります。
些細なことからリストに載せ、達成していきましょう。

 

5.目標には期限を付ける

何となく目標を立て、なんとなくできてないな!という漠然とした未達成感では、進むことを難しくします。
小さな目標と、期限を設定することで、工程も定まってきます。
期限を決めて、達成感を味わうことの繰り返しが、逃げる心をなくしていきます。

まとめ

逃げている自分を嫌だと思っている人は、多くいると思います。

出来ない、逃げるを繰り返すより、少しでもできるを増やす考え方を持ちたいものです。

 

 

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